グーグルが提供している生成AI「Bard(バード)」が「Gemini(ジェミニ)」に改名したようです。
んー。もう、最近のAI関連のニュースは変化が激しすぎて、ついていくのも必死です(笑)
前回の記事でグーグル「Bard」に画像生成が可能になったよ♪という話をしたばかりなのに、今後は「Gemini」(ジェミニ)になるそうです。
でも、現エックス(旧ツイッター)みたいに、しばらくは旧Bardと言われるのでしょうから、当ブログでも変更前の記事はBardのままで行こうと思います。
Bard(バード)からGemini(ジェミニ)へ改名。なにがどう変わる?
アクセス先のURLが変わっている
まずは、この目で確かめよう!とBardにアクセスしてみました。
が
へとURLが変わってるーーー!!!bardでアクセスしても、GeminiのURLへ自動で転送されます。
そして、操作の履歴やパネルはロゴ以外、変わりはなさそうです。

この間まで・・この間まで・・「Bard」だったのに・・。このあっさりとした身代わりは何なんでしょうか?
ロゴ(マーク)はどう変わっているのか
Bardといえばグラデーションのキラキラマークがトレードマークでした。
これ↓

では、Geminiはどうでしょうか?

グラデーションの色とキラキラマークは変わらないようです。
Geminiの存在は2023年12月に発表されていた
そもそも「Gemini」は新なAIのモデルとして、2023年12月6日の段階で米Googleから発表していた。
ChatGPTを超える生成AIとして注目されており、「Ultra」「Pro」「Nano」の3つの種類がある、と。
その中のProが今回、Bardに導入された、とのこと。
スマートフォンで使えるアプリもリリース
Geminiはモバイルアプリもリリース。
Androidでは「Gemini」として専用のアプリで利用でき、iOSでは「Googleアプリ」内で無料で利用が可能
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.bard&pcampaignid=web_share
Android版は、Googleアシスタントとして利用できる仕様が組み込まれており、ユーザーが選択すれば、Googleアシスタントを呼び出すボタンの長押しで「Gemini」を起動できる。
iOS版 (Googleアプリ内)
https://apps.apple.com/jp/app/google-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id284815942
iPhoneでは、Androidのように、Googleアシスタントがないため、Googleアプリから利用する形。
有料版の「Gemini ultra」はサブスク型で?
無料版はAIモデル「Gemini Pro」、さらにGeminiシリーズで最上位の高性能な生成AIモデル「Gemini ultra1.0」は、サブスクリプションサービス「Gemini Advanced」として利用できる模様。
利用するには、グーグルのサブスクリプション「Google One」の新しいプラン「Google One AI Premium Plan」(月額2900円、米国では月額19.99ドル)を契約する必要があります。
現在は2か月の無料トライアル、2TBのストレージ、最大5人で共有可能などの特典を利用できる。
ただし、まずは英語版としてリリースされており、他の言語は順次拡大とのこと。
したがって、急ぐ理由がなければ、日本語に対応するまで少し待ってもいいのではないか、と思います。
最近、あっちこっちも有料化のAIが気になって、サブスク貧乏になりそうです・・が、こちらについては追って更新します。
で、いったい何かが変わったのか?
いちユーザーとしては、
・BardがGemini、となんだか知識高そうな名前になったってこと
・スマホアプリで使えるようになった、ってこと
が大きな違い。
今のところ使用感に変わりはありません。
でも、今後、いち生成AIとしてではなく、Googleのサービスのパッケージとして「Gemini」という名前が使われていきそうな感があります。
まずは、Bardはもうない。これからはGemini(ジェミニ)だ。ということだけ覚えておこう・・・。
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