ChatGPTサポートの連絡先とCanvasが使えない(真っ白)原因と対策

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ChatGPTのプラス以上で使えるCanvas機能。コーディングやライティングを編集画面で一緒に行える機能ですが、いくらやっても真っ白画面で生成され、「何か記述する..」画面になってしまいました。

その際に試してみたことと原因と対策を解説します。

Canvas機能が使えない!環境やバージョンはどうだったのか?

まず、Canvas画面が真っ白になるときの当方の環境です。

  • ChatGPTプラスに加入済み
  • 他のチャット画面や画像生成は使用できる
  • ブラウザはChrome
  • 使用モデルはGPT-4o

通常通りCanvas画面にし、内容を入力します。
サイドバー画面に「文書として作成しました」的な内容が出るのにCanvas画面には「何か記述する…」という画面が出たまま。Canvasの特徴である、追記などのまったくできません。

特徴としては、Canvas画面を生成している思われるときは、なんとなくカーソルが動いて何かを生成しているような動きを見せることです。

チャット画面でお願いをしたときは、少し時間が空いてから「作成しました」の報告が来ますし、その間、右側の画面でも何か動いているような様子を見せます。

Canvas画面真っ白を修正するため、行ったこと

  • Canvasに依頼する内容を極端に少なくする
  • ブラウザを変える(Firefox、Edge、Brave)
  • 一度ログアウトをしてログインし直して試す
  • シークレットモードで試す
  • Chromeのプロフィールを新しく作って試す(キャッシュやCookieがない状態にする)
  • 日にちを変えて試す
  • パソコンを立ち上げ直す

以下、すべて試してみましたが改善しませんでした

特筆するべきは、ブラウザを変えても動作が同じ、ということです。

これは、OpenAIのせいだろ!!ということで問い合わせてみました。

ChatGPTに不具合があったら尋ねるOpenAIのサポート連絡先

ChatGPT画面からはヘルプなどのメニューはないので探してみたら「OpenAIのヘルプセンター」なるものがあります。

ヘルプセンター画面の右下にある吹き出しのマークからチャットで問い合わせをするようです。

https://help.openai.com/ja

OpenAIのサポートセンターとのチャットのやり取り方法

チャット画面の最初からテキストを入力するのではなく、最初は2、3問の選択肢を選んでいきます。

チャット画面は英語で帰ってくるので翻訳をしながら進めていきます。

ただし、日本語で入力しても回答はありましたので、入力は日本語でも大丈夫そうです。

一応、動作の画像を録画したので、そちらも報告しました。

すると、「メールで報告します」という割には、チャットで回答が届きました。

OpenAIから届いたCanvas画面真っ白対応の解決手順

OpenAIから言われた解決方法は以下の通りです。(翻訳)

  1. CanvasはGPT-4oとo1でご利用いただけます。GPT-4o / o1の制限に達した場合は、GPT-4o / o1の制限がリセットされるまで待ってからCanvasを引き続きご利用いただき、リクエストを再試行してください。
  2. ステータス ページにアクセスして、サービスに一時的に影響を与えている可能性のあるアクティブな停止がないか確認します。
  3. ブラウザのキャッシュと Cookie をクリアします。
  4. VPN を使用している場合は、無効にしてみてください。
  5. シークレットブラウザをお試しください。セキュリティアドインや拡張機能が原因でこのようなエラーが発生する場合があります。
  6. 有効になっている Cookie ブロッカーをすべて無効にします。
  7. Wi-Fi や無線接続ではなく、有線接続などのより安定したネットワークに接続することを検討してください。
    これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、空白の Canvas 画面を示す最新のスクリーンショットをお送りください。引き続き調査いたします。

OpenAIの障害情報を確認するには?

OpenAIには障害情報を占めるステータスページというのが用意されています。

https://status.openai.com

こちらを見ると、OpenAIで起こっている問題が表示されますので、うまく使えないときは確認してみると何かヒントが見つかるかもしれません。

GPT-4o / o1の制限とは?

使用制限(ChatGPT上)

  • 無料プラン(Free)ユーザーでも使用可能ですが、1日の使用回数に制限あり(具体的な回数は公開されていませんが、使用頻度が高いと「制限に達しました」と表示されることがあります)。
  • ChatGPT Plus(月額$20)では優先的にアクセス可能かつ制限が緩やか。しかし、Plusのユーザーであっても、使用回数の制限がある。

ChatGPT Plusでのモデル別使用制限

モデル名制限内容(目安)
GPT-4o3時間あたり最大80メッセージ(動的に変動あり)
GPT-43時間あたり最大40メッセージ(動的に変動あり)
o1-preview週あたり最大50メッセージ
o1-mini1日あたり最大50メッセージ

※これらの制限は、OpenAIのサーバー状況や需要に応じて変更されることがあります。

API提供状況

  • OpenAI APIでも利用可能ですが、gpt-4oのエンドポイントを明示的に指定する必要があります(例:model=gpt-4o)。
  • 従来のgpt-4(=GPT-4-turbo)とは別物で、レスポンスが高速、コストも約半分。
  • ただし、APIではまだ音声入出力機能は未提供(2024年4月時点)

マルチモーダル機能の段階的リリース

  • 音声での対話(リアルタイムで自然な会話が可能)は「数週間以内にリリース予定」(ChatGPT Plus向け)。
  • 動画処理やより高度な画像分析は今後段階的に開放されると予告されています。

制限されている機能・未対応の処理

機能制限内容
音声入力・音声出力現在はベータテスト中。全ユーザーに開放されていない(2024年4月時点)
動画解析対応予定だが、まだ未実装
長時間コンテキスト保持gpt-4oのコンテキスト長は最大128kトークン(これは十分長い)
プラグイン / Code InterpreterChatGPTの「ツール」機能としては一部制限がある(段階的に解放中)

ChatGPT Plusユーザーが制限されているかどうかの確認方法

ChatGPTのインターフェース上で、以下の手順で現在の制限状況やリセット時間を確認できます:​

画面上部のモデル選択ドロップダウンメニューをクリックします。

使用中のモデル名(例:GPT-4o)にカーソルを合わせると、ポップアップが表示され、使用制限やリセット時間が確認できます。 ​

ただし、現在の使用回数のカウントや残り回数をリアルタイムで確認する機能は提供されていません。

リセットのタイミング

  • 3時間ごとの制限:最後のメッセージ送信から3時間後にリセットされます。
  • 1日または1週間ごとの制限:初回のメッセージ送信から24時間または7日後のUTC 00:00にリセットされます。 ​

リセット時間は、モデル選択メニューで確認できます。

制限に達した場合の対応

制限に達すると、以下のようなメッセージが表示され、該当モデルの使用が一時的に制限されます。​

「現在のGPT-4oの使用上限に達しました。リセットまでお待ちいただくか、他のモデルをご利用ください。」​オープンAIコミュニティ

この場合、GPT-3.5などの他のモデルに自動的に切り替わることがあります。​

カスタムGPTやツールを使用する場合、使用回数が多く消費されることがあります。

OpenAI Proプラン(月額$200)では、これらの制限が大幅に緩和され、ほぼ無制限に利用可能です。

現在の使用回数を正確に把握する方法は提供されていませんが、使用頻度が高い場合は、時間を空けて利用することで制限を回避できます。

その後、色々ためしたら質問を変えたり、モデルを変えたりすると、Canvas機能が使える場合もあった

Canvas機能が動いているときはチャット画面に「思考中」と表示され、生成された後も「思考時間」が表示されました。

これはCanvasが真っ白になるときも、思考中はありましたが思考時間の表示はありませんでした。

もしかして、Canvas機能には得手不得手な質問があったり、時間帯や選択するモデルによる?のかもしれません。上記のようにうまく行った直後に、別の質問をCanvasで行ったら、やはりできなくなったりしました。

同じ条件でもできたり、できなかったりします。

この件について、OpenAIに問い合わせ中です。

やってみなければ、使えるかどうか分からない今の状況は無駄な時間が多くなりますし、そもそもAIを使う必要があるのか?という思いになります。

また、プラスユーザーであっても、使えない機能があるというのもどうかと思いますので、引き続き調査いたします!

OpenAIから回答がありました。

以下、翻訳して転機します。

ChatGPT
ChatGPT

こんにちは、
キャンバス機能で発生している問題の詳細をお知らせいただき、ありがとうございます。
一貫性のない動作に遭遇することがどれほどイライラさせるか、私たちは理解しています。
ご共有いただいた情報によると、この問題は特定のブラウザや機種に関連するものではなく、サーバーの負荷、ネットワークの安定性、一時的なサービスの中断など、他の要因に関連している可能性があるようです。ご心配を解決するためのポイントをいくつか挙げてみます:

  1. 一貫性のない動作: Canvasが動作するときとしないときがあるということは、問題が断続的に発生している可能性があります。これは、サーバー側の要因または一時的なネットワークの不安定性が原因である可能性があります。
  2. 思考時間と空白画面: Canvasが正常に機能している場合、思考時間が表示され、リクエストが処理されていることを示します。画面が空白のままで思考時間が表示されない場合は、リクエストが正しく処理されていない可能性があります。
  3. 時間帯とモデルの使用状況: 特定の時間帯や特定のモデルで障害率が高くなる場合、利用がピークに達する時間帯やサーバーの容量が一時的に制限されることに関連している可能性があります。
    また、CanvasはGPT-4oおよびo1をご利用の場合のみご利用いただけます。GPT-4o/o1の使用量が上限に達している場合、Canvasを使用し続けるには、クォータがリセットされるまで待つ必要があります。
    問題が解決しない場合は、エラーに至った手順を録画した画面をお送りください。これは、私たちの側で問題をよりよく理解し、調査するのに役立ちます。
    ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
    Nesie
    OpenAI サポート

このような回答でした。

要は、OpenAIのサーバー等が原因であり、エラーになるかどうかはサーバーの障害や時間帯による、ということです。

ブラウザのキャッシュのクリアなどが指示されていましたが、今回の場合はサーバーのせい。ユーザーとしては対処のしようがありません。混んでない時間帯を狙うなどしてCanvasが機能する環境を探っていきたいと思います。

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